平成29年度 「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」に採択されました。

平成29年5月8日に総務省の広報・報道より
「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の平成29年度研究開発課題の公募の結果が発表されました。

SCOPEとは、総務省が推進したい課題へと分配する研究開発資金のことです。
マリモ電子工業が応募した課題は「鳥獣害防止AIシステムの開発」になります。

信越総合通信局管内の公募の結果にも掲載されています。

報道内容 抜粋
プログラム 地域ICT振興型
研究開発
課題名 ワイヤレス高精細画像通信による
鳥獣害防止AIシステムの開発
研究代表者 佐藤 寛之
(マリモ電子工業株式会社)
研究分担者 吉河 武文
(長野高専)
小林 一樹
(信州大学)
寺田 和憲
(岐阜大学)
研究開発の概要 長野県の農業被害は鳥類が 18%(平成 27 年)であるが対策事例が少ない。
本研究開発では、鳥類を対象として機械による自動的な被害防止手法を研究開発する。
このため、(1)広帯域無線通信技術、(2)AI によるリアルタイム鳥検出、
(3)追い払いアルゴリズム、の開発を行う。
(2)は画像情報から広い監視範囲の確保と鳥行動の認識を実現する。
(3)は鳥の行動に合わせた追い払い機器の制御を行う。
また、(1)により、高精細画像によるリアルタイム鳥検出を実現する。

戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の概要は総務省のホームページをご覧ください。